来る2011年4月9日、パセラリゾーツグランデ渋谷にて檜山修之&やまけんによるトークライブイベント『ただ座して噺すのみ。』が開催されました。
もともと毎年恒例だった「檜山修之と行く<音泉>バスツアー」において、交通渋滞で退屈する参加者のために、4時間ぶっとおしで二人が挑んだバス内トークのあまりのおもしろさから、スピンオフとして急遽決定したこの企画。まさにタイトル通り、ただひたすら座して噺しまくる抱腹絶倒の楽しいイベントとなりました。
今回は檜山修之&やまけんのレギュラーメンバーに加え、べるぜバブの夏目慎太郎やミルキィホームズのトゥエンティ役でおなじみ岸尾だいすけさんが緊急参戦。ほぼ9割が女性で埋まった会場では、開始早々岸尾さんが登場するや「岸尾さま~」の大声援が飛び交います。
「今日は出来るかぎり質問メールを読みたい」と決意を述べるやまけんによって、しょっぱなから「今日の下着の色は?」「体で最初に洗うのは?」といったセクハラスレスレのメールが読まれ、それに対しここでは書けないこれまたほぼセクハラな回答が、お三方から律儀に返されます。
「バレンタインにもらったプレゼント」なるお題では「ソリもらった。ウィンタースポーツ苦手なのに…」という檜山さんに「『黒〇波』って叫びながらすべれば」「コケたら『残像だ』って言えばいいんだよ」と、檜山ファンなら思わずニヤリとするネタで、好き放題言い合うやまけんと岸尾さん。
その後話はなぜかグ〇ップラーバキと北〇の拳の話題に移り、女子率90%以上の圧倒的アウェイの中で、岸尾さんが男子のバイブルともいえる同作品について熱く熱く語ります。
すると休憩明け、三人が再度登場するやいなや、カラオケの『愛を〇りもどせ』が映像付きでかかるという、パセラ様のにくいサービスに一同大爆笑。トークも忘れてしばし全員画面に見入ります。
後半戦では「W本さんのモノマネが上手くできない」という相談メール(!?)に、お手本として全員であの独特なイントネーションと語尾を再現(これがまたみんなうまい!)。
岸尾さんが「声は女の子を落とす武器にはならない…」と嘆いてみんなを驚かせたり、檜山さんが今一番はまっているという物産展巡りについて熱く語ったり、予定時間を越えて楽しいトークライブが続きます。
最後には東日本大震災に向けた募金のため、三人が募金箱を持って入り口で観客の皆様をお見送り。「可能であればで構いません」「あまり大きいお金だと僕らがビックリしちゃうんで」と気遣いを見せる三人でしたが、多くの方々にご寄付を頂いた結果、総額53,428円の募金が集まりました(募金頂いた皆様ありがとうございました!今回募金頂いた分は、イベント収益分と併せて、東日本大震災への義援金として日本赤十字社に寄付させて頂きます)。
冒頭でやまけんが「あーおもしろかった。でもなんでこんな笑ったんだろう?そんなイベントになる!」と宣言した通り、終始会場には笑い声があふれた今回のトークライブ。
帰り際、募金をするお客様がつぶやいた「一ヶ月ぶりに笑いました」という言葉が印象的でした。